学生の頃、映像系の部活に所属していました。
定期的に映像作品を作っていたのですが、プロ仕様のビデオカメラを
スーパースローモーションの設定にして部室の中を撮影したことがありました。
すると映像がチカチカしてとても見づらい映像になっていたことを覚えています。
チカチカする原因は部室内の蛍光灯の光りでした。
検索して調べたところ、これはフリッカー現象と呼ばれるものだそうです。
部屋の中の蛍光灯の点滅する回数よりも速いフレームレートを設定していると、
蛍光灯の点滅を捉えてチカチカする映像や、色味がおかしい映像になってしまうそうです。
このフレームレートの設定の数字を低くすると、チカチカは消すことが出来るとのことでした。
蛍光灯の点滅は、肉眼で見ても分かりません。
人の目で見えないものは、調べてみると沢山あるようです。
例えば紫外線、赤外線なども目には見えません。
紫外線や赤外線を肉眼でそのまま確認することはできないみたいですね。
日浦先生は、
・人の身体も蛍光灯と同じように点滅の現象が起こっていること
・人の知覚の限界とプルシャの知覚力
について教えてくださいました。
部屋の中の蛍光灯が点滅していることは昔どこかで聞いたことがあったと思いますが、
人の身体にも点滅が起こっているということは、初めて知りました。
人の肉眼はもちろん、スーパースローモーションのビデオカメラでも、
人間の点滅を捉えることはできませんし、機能に限界があります。
これとプルシャの力を比較してみると、圧倒的な差があります。
私たちは普段、とても狭い範囲の世界で暮らしているということになるのではないでしょうか。
プルシャの世界でありのままを知覚してみたいと感じました。。。